MMX 第9回 設計会議が行われました

2024年4月11日(火)・12日(水)の2日間、JAXA相模原キャンパスの会議場で、9回目の設計会議が開催されました。設計会議は、プロジェクトメンバーが集まり、プロジェクト全体のステータスを共有し、今後の計画などについて話し合いをする場で、1年に2,3回程度開催されており、今年の1月23日・24日に開催して以来となります。国内外から多くのMMX関係者が対面及びオンラインで参加しました。今回は対面参加が約30名、オンラインで約20名の参加がありました。

桜の樹の前での集合写真(JAXA相模原キャンパス内にて)

初日の11日は、川勝プロジェクトマネージャから、MMXプロジェクトの現状について報告を行いました。そのあと、各プロジェクトメンバーから、MMXの打上年度が2026年度に変更になったことにともなう計画変更について、システム開発状況とスケジュール、地上系の開発状況の報告が順に行われました。サイエンスでは、各ワーキングチームの活動や成果を中心に報告がありました。広報・アウトリーチ面では、MMXのミッションマークを改めて披露、MMXの全天周映画の上映がこの3月から神戸の科学館で始まり、4月に都内で試写会が行われることが紹介されました。2日目の12日は、運用計画の準備状況のステータスが各ワーキングチームから報告されました。最後に、ミッション機器全体の現状に関する報告がありました。

折しも桜の時期ということもあり、毎回恒例の集合写真は、初日に相模原キャンパス内の桜の樹の前で撮影を行いました。

次回は、他の関係会議と調整の上、今年の秋に開催予定です。