NASA/DSNにおけるRF適合性試験に関して

記事執筆:火星衛星探査機プロジェクトチーム 安光 亮一郎


RF適合性試験を担当したJAXA, MELOCO, 及びNASA/JPLのメンバーの写真。左から3番目が川勝プロジェクトマネージャ。

2023年10月23日~11月21日に、RF適合性試験を実施しました。場所は、米国カリフォルニア州モンロビアにあるPeraton社(NASA/JPLの契約試験設備)です。RF適合性試験とは、地上局と探査機の通信系インタフェース設計が適合していることを確認する試験です。MMXは海外地上局のひとつとして、NASA/JPLのディープスペースネットワーク(DSN:Deep Space Network)を使用する計画であり、この適合性を試験するものです。

写真は、11月1日に川勝プロジェクトマネージャが、現地試験状況・NASA側との状況確認のため、現地試験室に訪れた際の様子です。約1カ月の長丁場でしたが、試験を担当するJAXA、MELCO、及びNASA/JPLメンバとともに日々取り組みました。