4K/8Kスーパーハイビジョンカメラ MMXに搭載へ!
フルバージョンバージョン動画は「こちら」
今週、JAXAとNHKは、超高精細な画像を撮影できる宇宙用カメラの共同開発計画を発表しました。2台の新しい「スーパーハイビジョン」カメラ(4K/8K)は、火星圏での火星衛星探査計画MMXの探査の様子を記録することを目的に、MMX探査機に搭載されます。
スーパーハイビジョンカメラは、4Kと8Kの画質で映像を撮影することができます。それらの写真は、火星とその衛星であるフォボスやダイモスを至近距離から捉えた、これまでに例のない高精細な画像となることが期待されています。このような映像と実際のMMX探査機の飛行データを組み合わせることで、その様子を可視化し、ミッションの挑戦と感動を多くの人に伝えていきたいと考えています。
NHKはこれまでもJAXAと協力してJAXAのミッションの高画質映像を撮影してきました。これまでに、「はやぶさ2」による小惑星タッチダウン運用の可視化、国際宇宙ステーションからの4Kスーパーハイビジョン撮影、月周回衛星「かぐや」による月表面のハイビジョン撮影などが行われてきました。
NHKとJAXAの知識と経験を融合させることで、これまでも宇宙から撮影した様子をお届けしてきましたが、今回共同開発する 4K/8Kスーパーハイビジョンカメラによって、火星やフォボス・ダイモスの様子を高精細な画像によって臨場感高くお伝えすることを目指しています。
JAXAの プレスリリースは「こちら」。