太陽電池パネル(SAP)の初期機能確認試験を行いました
2023年7~9月に、三菱電機鎌倉製作所で、火星衛星探査機に搭載する太陽電池パネル(SAP)の初期機能確認試験を行いました。これは作製した太陽電池パネルの健全性を確認する目的の他、今後実施される各種環境試験後の機能と比較するための試験です。
2023年7~9月に、三菱電機鎌倉製作所で、火星衛星探査機に搭載する太陽電池パネル(SAP)の初期機能確認試験を行いました。これは作製した太陽電池パネルの健全性を確認する目的の他、今後実施される各種環境試験後の機能と比較するための試験です。
2023年8月10日に、ジョンズ・ホプキンス大学 (JHU) 応用物理研究所 (APL) にて、MMX に搭載する観測装置の一つ「MEGANE」の PSR (Pre-Shipment Review: 出荷前審査) を開催して、審査を完了しました。
アラブ首長国連邦の火星探査機「HOPE」は、火星の外縁月であるダイモスの裏側の貴重な姿を捉えました。この成果は、今年4月に開催された欧州地球科学連合(EGU)で発表されました。
2023年4月、NASAは全米から、火星衛星探査計画「Martian Moons eXploration(MMX)」のサイエンスワーキングチームに参加する科学者を10名選出しました。MMXが軌道上からフォボス、ダイモス、火星の環境を詳細に観測する際に、日本チームとともに探査機に搭載された観測機器のデータを分析し、MMXがフォボスから採取して地球に持ち帰るサンプルの調査にも参加する予定です。
MMX探査機による火星衛星フォボスのサンプル採取を成功に導くため、2022年12月にMMXとTwinkle宇宙望遠鏡それぞれの関係者が合同作戦会議を実施しました。
「火星の月フォボスに着陸後、90分以内に1回10g以上のサンプルを2㎝の深さから採取せよ」 こんな難題に対して2015年頃からサンプリング装置開発に取り組み、2024年度の打ち上げに向けて「はいつくばるように」奮闘中なのがJAXAの加藤裕基さんです。なぜ90分で採取しないといけないのか。どんな方法でサンプルを採り、どんな難しさがあるのか。見据えている未来は? じっくり伺いました。
火星衛星探査計画(MMX)プロジェクトチームでの様々な活動を紹介します。ミッションの検討状況や機器などの試験・開発の情報は今後変更される場合がございますが,リアルタイムな状況をお楽しみいただけると嬉しいです。右側のTwitterも合わせてフォローお願いします。
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