MMXのサンプルに火星の古代大気がふくまれるかも?!
火星衛星探査計画MMX(Martin Moons eXploration)は2029年度に火星の衛星「フォボス」の物質が入ったサンプルカプセルを持ち帰る計画です。このサンプルには、火星の衛星の組成や歴史を明らかにするだけでなく、赤い惑星である火星の歴史をも解き明かす手掛かりとなりえる火星から放出された粒も含まれていることが期待されています。加えて最近の研究では、MMXのサンプルには火星の古代大気の痕跡も含まれている可能性があることを示唆されています。