フロントローディングの取り組み その1
MMXでは,フロントローディングと言われる取り組みを行なっています.
International Astronautical Congress (IAC)という宇宙航空分野での大きな学会(産業界も参加)が10月1日~5日にドイツ・ブレーメンにて開催されました。 開催週の半ばでドイツ航空宇宙センター(DLR)・フランス国立宇宙研究センター(CNES)がHayabusa2に搭載した小型着陸機MASCOTの着陸運用があったこと、そして、それが大成功だったことがあり、Hayabusa2は注目を集めていました。
JAXA研究開発部門の菅原です。 普段は主に人工知能に関する研究や地球周回衛星プロジェクトの支援を行っているのですが、昨年秋頃からMMXプロジェクトの業務にも携わるようになりました。ウェブサイト等でMMXの探査機の3Dモデルを初めて見たときの率直な感想は、「カッコいい!」と「地球周回衛星とだいぶ違う…。深宇宙探査機のことはしっかり勉強し直さないと」というものでした。一方で経験上、仕様書の文章やイラストだけを見るだけでは理解に時間がかかってしまったり、孤独な作業になってしまったりして効率が悪くなるという懸念があり、どうしたら効率よく勉強できるか考えあぐねていました。
って言われてもなんのことだかさっぱりわかりませんね.まず,SBとはなにか?から始めましょう.SBとは,ソフ〇バン〇のことではもちろんなくて,サイエンスボード(Science Board)の略称であり,ここでの「ボード」は役員会などを意味するボードと同じ使い方です.すなわち,我々,火星衛星探査計画(MMX)のSBとは,MMXにおけるサイエンスに関する最高意思決定機関と位置付けられています
第一回MMX*リモセンコンソーシアム国際会議が立教大学において2018年3月9~10日の2日間、MMXリモセンコンソーシアム主催で行われました。
火星衛星探査計画MMXの科学観測機器の1つであるガンマ線・中性子分光計(Gamma-Ray and Neutron Spectrometer; GRNS)は、NASAが提供する予定になっています。2017年11月17日に、NASAからGRNSの開発を行うチームが公表されました。開発を担当するのは、ジョンズ・ホプキンズ大学応用物理研究所(Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory (APL))のDavid J. Lawrence博士が率いるチームで、2017年3月に開始した公募に応募したチームの中から、NASAとJAXAが協力して実施した審査を経て選定されました。
MMX (Martian Moons eXploration)ミッションは、JAXAとフランス国立宇宙研究センター(CNES)や米国NASAとの国際協力で進められています。特に今回は、MMXによる火星の衛星探査に不可欠な軌道計算と近赤外装置開発の両面についてフランスチームと綿密な検討を行いました。また、JAXAとフランスチームの連携体制について議論し、より強固な関係を築きました。
イベントのお知らせです。 「なぜ火星の月を目指すのか?」をテーマにMMXを皆さまにご紹介するイベントです。 どなたでもご参加していただけますので、ぜひ皆さまお越しください。 日時:2017年9月6日(水) 17:00~ 場所:宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』 *入館後シアターを鑑賞いただくため、上映時間に合わせて15分ごとにご入館となり、またイベント会場到着までに約30分かかります。参加ご希望の方は時間に余裕を持ってご入館ください。 参加費:TeNQの入館料に含みます。下記ページをご参照ください。 宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』(東京ドームシティ黄色いビル6階) ・トップページ ・アクセス ・チケット(利用料金) 詳細はこちら http://www.isas.jaxa.jp/outreach/events/001074.html
火星衛星探査計画MMXはご存じの通り、火星衛星からサンプルリターンすることがメインのミッションで、重要なミッション機器の一つがサンプリング装置です。
日本地球惑星科学連合大会(JpGU)は、毎年5月に幕張で開催される日本惑星科学関連では最大の学会です。今年はアメリカ地球物理学連合大会との共同開催で、海外の研究者も特に多く参加しました。今年はそのセッションにおいて日米の小天体探査計画のリーダーを集めたパネル討論会が開催され、小天体探査からの惑星科学というテーマでの活発な議論が行われました。
JAXA | サイトポリシー・利用規約 | Site Policy
Copyright 2015 Japan Aerospace Exploration Agency